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2012年09月25日

第2回雄踏コースまちあるきレポート

9月22日土曜日、ぐるっと西区まち歩きの第2段 雄踏コースを開催しました!


今回歩いたコースは・・・

雄踏保健センターを拠点に、まずは白山神社へ。

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古墳上に神社が鎮座する神話時代に遡りそうな白山神社は、神秘的なパワーをいっぱい感じる空間です。
御祭神は、伊邪那美命・伊邪那岐命・菊理姫命(ククリヒメノミコト)。「けちんぼ白山様」という民話も残っています。


●宮崎酒造
1842年創業し、「千代娘」を造りつづけてきた酒蔵です。
現在はこの蔵でお酒は造られていませんが、昭和の始めに建てられたという酒造場の跡等を見学させて頂きました。


●吉田商店前の半鐘と常夜灯
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かつての雄踏の中心道路で、「往還道路」と呼ばれた通り沿いに、米店「吉田商店」があります。
その店舗前にある倉庫屋根上を見上げると、そこには、火災を知らせる半鐘が残っています。
「半鐘の鳴らし方」を示した看板もなかなかユニーク。
「火災もなく、お陰様でこの半鐘が鳴らされたことはない」とのこと。
それはよかったよかった。

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こちらは常夜灯です。
雄踏の西側は、今よりもっとすぐ目の前に浜名湖が面していたようで、この常夜灯の灯りを目印にして、船が到着していたそうです。

また、こんなお話もありました。
雄踏町では昔、「すココン」というお祭りが行われていたそうです。
これは子供たちが「すここん!すここん」と唱えながら、各家をまわると
お赤飯やお菓子を頂けたのだそうです。
地の神様にまつわるお祭りのようですよ。
そんな昔の催しを現在に復活させようと、
現在、雄踏の地域活性化プロジェクト らびりんすゆうとうの皆さんが
復活祭を企画中だそうです。

■■すココン祭■■
平成24年12月15日(土)
雄踏文化センター


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昼食は、お好み焼き「HAZUMI」さんへ。
この、まち歩き用にスペシャルメニューを食べさせて頂きました。
ふっくら握られた白飯おむすび、たくあんがポイントの「昔ながらのお好み焼」、「あさりのお味噌汁」、はずみさん特製の「豆乳プリン」。
お腹いっぱいです!御馳走様でした。



●息神社(おきじんじゃ)
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705年創祀の息神社では、加茂禰宜様が直々にお出迎えしてくださいました。
ぴーんと神聖な空気が漂っているのに、なんだかホッと気持が安らぐ。
そんな本堂内を見学できたのは本当に貴重でした。
存在感のある白龍の絵や、神社宝物について、丁寧にご説明頂きました。

ちなみに、10月6-7日は息神社のお祭りで、境内にズラリと屋台が集合しますよ。


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●駄菓子屋 まっちゃんち も、近所の子供達で賑わっていました。
こんな、昔なつかしいお菓子がズラリと並んでいます。
ちょっぴりおやつをお買いもの!


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●加茂禰宜さまのご案内で、菅原道真、後醍醐天皇等を祀る天神社の中も拝見できました。



中村家住宅では、嶋竹秋先生に詳しく解説案内して頂きました。
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家康の側室であるお万の方が、家康の第二子である於義丸(結城秀康)をこの屋敷で出産したという中村家には、そのときの胞衣(後産)を産めた「胞衣塚(えなづか)」が現存しています。
家屋内にも、床の間の原型や面取りされた柱、蝶番を配していない囲炉裏など、見応えがいっぱいです。



■旧雄踏街道沿いには、和菓子店やお茶屋さんなど、地元色豊かな店舗が並んでいます。
見付けたお土産をちょっぴりご紹介。

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「金寅」さん/雄踏出身の水泳選手で「フジヤマのトビウオ」と称された古橋廣之進にちなんだ「フジヤマのトビウオどら焼き」


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「大和屋」さん/家康次男の於義丸にちなんだ菓子「おぎまる最中」。


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「近江屋製菓」さん/雄踏町が「をふみ」と呼ばれていたことから名付けた「をふみプリン」


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「宇布乃園」さんでは、風味いっぱいのお茶を頂きました!こちらで販売しているコーヒーゼリーは、北海道のミネラルウォーターでじっくりと煎れた珈琲で作られている逸品。売り切れ御免の品なんです。


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雄踏生まれの洋画家、足立典正さんのギャラリー&アトリエにおじゃましました。
地元雄踏をはじめ、海や山などの自然やさりげない日常の様子を描いたテンセイさんの作品は、温かく、そして大切なメッセージを伝えてくれるようです。

そして、あの息神社の本堂内で拝見した、「白龍」の絵。
そちらを描き、奉納したのが、このテンセイさんなのです!!!


今回、雄踏の町を歩いていたら、
あちらこちらに「まち歩き御一行様、ようこそ!」という
メッセージを発見!!

嬉しい!感激ですっ

こんな温かな気持ちで迎えてくださる雄踏のまちを
皆さんも一緒に歩きませんか?
次回の雄踏コースは11月18日です。
また新しい出逢い、偶然の発見がありそうですよ。
詳細・お申込みはコチラ


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